バートルのバッテリーの充電時間は?空調服のバッテリーの性能や注意点を解説!

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空調服のバッテリーには、リチウムイオンバッテリーや乾電池式のモバイルバッテリーなどがあります。このようなバッテリーは、種類によって性能や価格はさまざまです。これから空調服を利用するときは、バッテリーをフル充電するときの所要時間などもチェックしておきましょう。

今回は、バートルのリチウムイオンバッテリーを取り上げて、性能や注意点などを解説します。

バートルのリチウムイオンバッテリー「AC230」

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2020年7月の時点でバートルが発売しているのが、リチウムイオンバッテリーの「AC230」です。

「AC230」は15,900mAhの容量があり、重さは約300gです。ちなみに、この商品はブラックとグレーがかったスティールの2色があります。

「AC230」の価格は、バートルの公式ホームページでは22,000円(税抜)と紹介されています。こちらのモデルの風量は、6Vから12Vまで4つのレベルに調整することが可能で、シーンに合わせて最適な状態に設定して空調服を使用することができます。

バッテリーの残量が5段階で表示されるところも、「AC230」の便利な点です。こちらのリチウムイオンバッテリーを手に入れたいときは、バートルの公式ホームページや空調服の専門サイト、もしくはAmazonなどの一般の通販サイトから注文をすることが可能です。

「AC230」には、付属品としてUSB対応充電器や取扱説明書、保証書などがセットされています。バートルの公式ホームページ以外のサイトから商品を購入するときは、このような付属品がすべてそろっているかどうかをよく確認しておくのがおすすめです。

「AC230」をフル充電するのにかかる時間

バートルの公式ホームページによると、リチウムイオンバッテリーの「AC230」をフル充電するのにかかる時間は約7時間です。連続使用をする予定があるときは、あらかじめフル充電を済ませておいたほうが安心でしょう。

朝から空調服を着る場合は、前日の夜からリチウムイオンバッテリーの充電をしておく必要があります。市販されているリチウムイオンバッテリーは、製品によってフル充電するのにかかる時間が少しずつ異なります。たとえば、サンエスのリチウムイオンバッテリー「RD9410」や「RD9340」の場合は、約5時間から6時間でフル充電が完了します。

フル充電にどのくらいかかるかを知りたい場合は、バッテリーの容量をチェックしておくとだいたいの所要時間がイメージできるかもしれません。バートルのリチウムイオンバッテリーは、15,900mAhの容量があります。

サンエスの「RD9410」や「RD9340」の場合は、容量が3,600mAhから4,300mAhとやや少なめです。スピーディーにフル充電をしたいときは、あえて容量が少ないリチウムイオンバッテリーを選ぶのもひとつの方法です。

空調服を長時間使用したい場合は、バートルの製品のように容量が多いリチウムイオンバッテリーのほうが使いやすいかもしれません。

「AC230」が対応しているファンユニット

バートルの「AC230」は、同社の複数のファンユニットに対応しています。

たとえば、ブラシレスモーターを取り入れた「AC240」や「AC241」などは、「AC230」のリチウムイオンバッテリーが使えるファンユニットです。

このようなファンユニットを使う空調服を購入する場合は、「AC230」も一緒に買っておいたほうが買い物が一度で済みます。バートルの空調服は、同社のファンユニットを装着して使用することが推奨されています。バートルのファンユニットは、故障や事故などのトラブルを防ぐためにも同社のリチウムイオンバッテリーに接続しなければなりません。

最初から必要な製品をそろえておけば、うっかり他社のバッテリーを使用してしまう心配なども少なくなるでしょう。バートルのファンユニットやリチウムイオンバッテリーは価格がやや高めですが、「安心して使用ができる」といったメーカーの純正品ならではのメリットがあります。

バートルの空調服を使用する場合は、初期費用が多少かかっても純正品を選ぶのが賢明です。

「AC230」を使うときの注意点

リチウムイオンバッテリーの「AC230」を使用する場合、取り扱いに少し注意をする必要があります。リチウムイオンバッテリーは、扱い方を間違えると発熱などのトラブルが起こる可能性があります。製品を乱暴に扱ったり、充電の仕方を間違えたりすることは、故障の原因にもなりかねません。

リチウムイオンバッテリーは、過充電にとくに注意が必要です。バッテリーの充電をした後は、できるだけエネルギーを使い切ってから再充電するようにすると安心です。バートルの「AC230」の場合は、どのくらいエネルギーが残っているかを5段階の表示でチェックができます。

充電を開始する際には、このような表示を見ておき、再充電のタイミングを選びましょう。空調服を着用しているときは、リチウムイオンバッテリーを安全に持ち運べるように工夫することも大切です。バートルでは、「AC230」に対応する専用ケースの「AC160」を発売しています。

この製品は、ベルトループでリチウムイオンバッテリーを直接体に身に付けられる構造になっています。小さな隙間からバッテリーの残量を確認できる点も、「AC160」の便利なところです。

長時間使用するときはほ連続稼働時間を確認しておこう

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バートルの「AC230」は、風量によって連続使用できる時間に違いがあります。たとえば、この製品は最高の12Vに設定すると約1時間の連続使用ができます。12Vで1時間以上連続使用した場合は、途中で自動的に一段階下の風量になります。

ちなみに、このようなときは使用開始の1時間後から10Vの風量で約5時間の連続使用が可能です。最初から10Vに風量を設定した場合、連続使用ができる時間は約7時間です。この「AC230」は、8Vで約13時間、6Vで約25時間の連続使用ができる仕様になっています。

作業現場で空調服を長時間使用する場合は、設定した風量で連続使用ができる時間を確認しておいたほうがよいでしょう。うっかり時間の確認を忘れていると、作業の真っ最中にファンの風量が弱まることがあるかもしれません。

長時間の作業が予想されるときは、風量を調節するなどの方法で連続使用が可能な時間を長引かせるのもひとつの方法になるでしょう。

バッテリーの充電時間や連続稼働時間をチェックしてシーンに合った空調服を選ぼう

バートルのようなメーカーの空調服は、使用できるバッテリーの種類が限定されていることがあります。空調服を選ぶときは、そのメーカーの製品に使えるバッテリーの充電時間や連続稼働時間を確認しておくと、失敗が少なくなるでしょう。

どのようなシーンで着用するかを考えて、安全、快適に使用できる空調服を選びましょう。

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